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荘子239
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五之九
彼近吾死、而我不聽、我則悍矣、彼何罪焉、夫大塊載我以形、勞我以生、佚我以老、息我以死、故善吾生者、乃所以善吾死也、

彼、吾れの死を近(ねが)うに、而も我れ聴(したが)わざれば、我れ則ち悍なり。彼何ぞ罪あらん。夫れ大塊我れを載するに形を以てし、我れを労するに生をを以てし、我れを佚するに老を以てし、我れを息わしむに死を以てす。故に吾が生を善しとする者は、乃ち吾が死を善しとする所以なり。

造化の方でわしの死を求めているのに、わしがそれに従わなければ、わしの方がすなおでないのだ。あちらに何の罪があろう。そもそも自然はわれわれを大地にのせるために肉体を与え、われわれを労働させるために生を与え、われわれを安楽にさせるために老年をもたらし、われわれを休息させるために死をもたらすのだ。[生と死とはこのようにひとるづきのもので、]だから、自分の生を善しと認めることは、つまり自分の死をも善しとすることになるのだ。
by mteisi | 2016-05-05 07:34 | 荘子


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