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荘子264
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九之三
堕枝體黜聡明、離形去知、同於大通、此謂坐忘、仲尼曰、同則无好也、化則无常也、而果其賢乎、丘也請從而後也、

枝体を堕ち聡明を黜(しりぞ)け、形を離れ知を去りて、大通に同ず、此れを坐忘と謂うと。仲尼曰わく、同ずれば則ち好みなきなり。化すれば則ち常なきなり。而果たして其れ賢なるかな。丘や請う、而の後に従わんと。

「手足や身体の存在をうち忘れ、耳や目の働きをうち消し、この肉体から離れ心の知を追いやって、あの大きくゆきわたら[自然の]働きを一つになる、それが坐忘ということです。」仲尼はいった、「一つになえば[ひとりよがしの]好き嫌いはなくなるし、変化していけばかたくなでなくなる。お前はやはりすばらしいね。このわたしもお前の後からついてこう。」
by mteisi | 2016-05-31 07:44 | 荘子


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