荘子272
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二之三
正而後行、確乎能其而者而己矣、且鳥高飛、以避矰弋之害、鼷鼠深穴乎神丘之下、以避熏鑿之患、而會二蟲之无知、

正(まと)ありて而る後に行わる、確乎として其の事を能くする者のみ。且つ鳥は高く飛び以て矰弋の害を避け、鼷鼠は深く神丘の下に穴ほりて以て熏鑿の患いを避く。而曾(なんじすなわ)ち二虫にも知(なら)ぶことなきかと。

[外界のことは内心のことと]ぴったり感応してこそ、うまく治まる。[聖人の政治は]ただしっかりと自分の仕事を果たしていくことだけだよ。それに鳥は空高く飛んで矰弋で射られる危害を避けているし、はつか鼠は社の壇の下に深く穴を掘って、煙で燻されたり掘り起こされたりする危険をさけている。[人間ももちろんそのように自分で自分のことをうまく処理しているのだが、お前はこの二つの動物にも劣るのかね。」
by mteisi | 2016-06-08 07:50 | 荘子


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