荘子285
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五之七
列子入以告壺子、壺子曰、郷吾示之以天壌、名實不入、而機發於踵、是殆見吾善者機也、甞又與來、

列子入りて以て壺子に告ぐ。壺子曰く、郷には吾れこれを示すに天壌を以てせり。名実入らずして、機は踵より発す。是れ殆ど吾が杜徳機を見たるなり、甞に又た与に来たれと。

列子は室内にはいると、そのことを壺子に告げた。すると壺子はいった。[さきほどは、わしはあれに天地の[開闢の]相を見せてやったのだ。名目も実体もまだあらわれない活気が底の方からわき起こっている[というかたちだ]。あいつは恐らくわしの善者機つまりどこまでも生きつづける働きを見たんだよ。ためしにまたつれて来るがよい。」
by mteisi | 2016-06-21 07:07 | 荘子


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