荘子293
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七之二
謀報渾沌之徳、曰、人皆有七竅、以視聽食息、、此獨无有、甞試竅之、日鑿一竅、七日而渾沌死、

儵と忽と、渾沌の徳に報いんことを謀りて曰わく、人にな七竅ありて、以て視聽食息す。此れ独り有ることなし。甞試にこれを鑿たんと。日に一竅を鑿てるに、七日にして渾沌死せり。

儵と忽とはその渾沌の恩に報いようと相談し、「人間にはだれにも[目と耳と鼻と口との]七つの穴があって、それで見たり聞いたり食べたり息をしたりしているが、渾沌だけはそれがない。ためしにその穴をあけてあげよう」ということになった。そこで一日に一つずつ穴をあけていったが、七日たつと渾沌は死んでしまった。
by mteisi | 2016-06-29 07:07 | 荘子


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