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荘子302
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一之九
蒿目而憂世之患、不仁之人決性命之情而饕貴富、故意仁義其非人情乎、自三代以下者、天下何其囂囂也、

蒿目して世の患いを憂え、不仁の人は、性命の情を決して貴富を饕る。故に意うに、仁義は其れ人の情に非ざるかな。三代より以下は、天下なんぞ其れ囂囂たるや。

目をしょぼつかせて世間の患難をくよくよと心配し、仁徳がない[とされる]人々は、[自分の]性命の自然なありかたを破ってむりに富貴を得ようとしている。だからこそ、思うに仁は義はそもそも人としての自然なありかたではあるまいというのだ。夏・殷・周の三代からあとでは、[仁義のために]世界はなんとまあさわがしいことだ。
by mteisi | 2016-07-08 08:03 | 荘子


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