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荘子330
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一之十三
及至聖人、屈折禮樂、以匡天下之形、縣跂仁義、以慰天下之心、而民乃始踶跂好知、争歸於利、不可止也、此亦聖人之過也、

聖人に至に及びて、礼楽に屈折して、以て天下の形を匡し、仁義に県跂して、以て天下の心を慰む。而して民乃ち始めて踶跂して知を好み、争いて利に帰し、止むべからざるなり。此れ亦聖人の過ちなり。

[しかし、]聖人があらわれるようになると、儀礼や音楽に従って体を折りかがめて、それで世界の人々の心を[むりに]やわらげようとしたり、仁や義によってつなぎとめて、それで世界の人々の心を[むり]ととのえようとすることになった。そこで、民衆ははじめてあくせくと努めて知識を求め、争って利益を追求して、とてもひき止めようもないほどになったのである。これはやはり聖人のあやまちである。
by mteisi | 2016-08-05 07:11 | 荘子


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