孔子80
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十一
子曰、賢哉囘也、一簞食、一瓢飮、在陋巷、人不堪其憂、囘也不改其樂、賢哉囘也、
子の曰わく、賢なるかな回や。一簞の食、一瓢の飲、陋巷に在り。人は其の憂いに堪えず、回や其の楽しみを改めず。賢なるかな回。
先生がいわれた、「えらいものだね、回は。竹のわりこ一杯のめしとひさごのお椀一杯の飲みもので、せまい路地のくらしだ。他人ならそのつらさにたえられないだろうが、回は[そうした食窮の中でも]自分の楽しみを改めようとしない。えらいものだね、回は。」

十二
冉求曰、非不説子之道、力不足也、子曰、力不足者、中道而廢、今女畫、
冉求が曰く、子の道を説ばざるには非ず、力足らざればなり。子の曰わく、力足らざる者は中道にして廃す。今女は画れり。
冉求が「先生の道を[学ぶことを]うれしく思わないわけではありませんが、力が足りないのです。」といったので、先生はいわれた、「力の足りないものは[進めるだけは進んで]中途でやめることになるが、今お前は自分から見きりをつけている。」
by mteisi | 2016-10-27 07:48 | 孔子


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