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孔子141
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入公門、鞠躬如也、如不容、立不中門、行不履閾、過位色勃如也、足蠼如也、其言似不足者、攝齊升堂鞠躬如也、屛氣似不息者、出降一等、逞顔色怡怡如也、沒階趨進翼如也、復其位踧踖如也。
公問に入るに、鞠躬如たり。容れられざるが如くす。立つに門に中せず。行くに閾を履まず。位を過ぐれば、色勃如たり。斉を摂げて堂に升るに、鞠躬如たり。気を屏めて息せざる者に似たり。出でて一等を降れば、願色は逞って怡怡如たり。階を没せば、趨り進むこと翼如たり。その位に復れば、踧踖如たり。
宮城の御門を入るときは、およそ慎んだありさまで、体が入りかねるようにされた。門の中央すじ[は主君の道であるからそこ]には立たず、敷居をふまないで通られた。主君のお立ちになる場所を通りすぎるときは、[主君がおいででなくとも]顔つきは緊張され、足どりはそろそろとされた。そのことばづかいは舌足らずのようであられた。裾を持ちあげて堂に上られるときは、おそれ慎んだありさまで、まるで息をしないでものの息づかいをひそめられた。退出して[堂の階段を]一段おりられると、顔色をほぐされて安らかになられ、階段を降りつくすと、小走りに進まれるのにきちんと立派であった。自分の席に戻られると、うやうやしくされた。
by mteisi | 2016-12-27 08:48 | 孔子


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