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ドウ あるまる・おなじ・ととのう
会意
卜文・金文の字形は、
凡と口からなる。
凡は盤の形。
口はサイで祝禱を収める器の形。
会同のときの儀礼を示す字とみられる。
その盤は酒器のようで、
王の即位の大礼を示すものに、
同瑁と呼ばれる酒器が用いられ、
卽以する新王と、
その王霊の媒介者である聖職者太保の間に、
同瑁による献酬が行われる。
それで同にまた酒杯の意があり、
その杯で酒を地にそそぐことを興、
人にそそぐことを釁という。
これらの字の上部は、
両手で同をもち、
これで酒をそそぐことを示す字で、
同がその儀礼に用いられる
筒形の酒杯であることを示す字形である。
すなわち同は祓い清めること、
祓い清めることによって一体になること、
その儀礼への参加者が合一することを意味する。
by mteisi | 2017-06-10 07:58 | 語源で遊ぶ


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