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孔子313
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廿一之一
宰我問、三年子喪期已久矣、君子三年不爲禮、禮必壞、三年不爲楽、樂必崩、𦾔穀既没、新穀既升、鑽燧改火、期可已矣、子曰、食夫稻、衣夫錦、於女安乎、曰、安、
宰我問う、三年の喪は期にして已に久し。君子三年礼を為さずんば、礼必ず壞れん。三年楽を為さずんば、楽必ず崩れん。旧穀既に没きて新穀既に升る、燧を鑽りて火を改む。期にして已むべし。子の曰わく、夫の稲を食らい、夫の錦を衣る、女に於いて安きか。曰わく、安し。
宰我が「三年の喪は、まる一年でも十分の長さです。君子が三年も礼を修めなければ、礼はきっとすたれましょう。三年も楽を修めなければ、楽はきっとだめになりましょう。古い穀物が無くなって新しい穀物が実り、火取りの木をこすって火を作りかえる[というように、一年ごとにひとめぐりですから]、まる一年でやめてもいいでしょう。]とおたずねしました。先生が「[親が死んでから三年たたないのに]の米をあの錦を着るということが、お前にとって何ともないのか。」といわれると、「何ともありませんと。」とこたえた。
by mteisi | 2017-06-18 08:16 | 孔子


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