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孔子355
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堯曰 第廿

堯曰、咨爾舜、天之暦數在爾躬、充執其中、四海困窮、天禄永終、舜亦以命禹、曰、予小子履、敢用玄牡、敢昭告于皇皇后帝、有罪不敢赦、
堯の曰わく、咨、爾舜、天の暦数、爾の躬に在り。充に其の中を執れ。四海困窮。天禄永く終えん。舜も亦た以て禹に命ず。
[湯]曰わく、予れ小子履、敢えて玄牡を用て、敢えて昭かに皇皇后帝に告す。罪あるは敢えて赦さず。
尭がいった、「ああ、なんじ舜よ。天のめぐる運命はなんじが身にあり。[なんじ帝位につくべき時ぞ。]まことにほどよき中ほどを守れ。四海は苦しめり。天の恵みの永久につづかんことを。]舜もまたそのことばを[帝位を譲る時に]禹につげた。湯はいった、[われふつつかなる履(湯の名)、ここに黒の牡牛をお供えし、はっきりと偉大なる上帝に申しあげよう。罪ある者(夏の桀王)はかってには許しませぬ。
by mteisi | 2017-07-30 08:20 | 孔子


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