詩経41
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終風
其一
終風且暴 顧我則笑  終風且つ暴し 我を顧みて則ち笑ふ
謔浪笑敖 中心是悼  謔浪笑敖す 中心是れ悼む
ひねもすの風まだ疾しい 私を振り返って見ては笑う
ふざけてだらしがなくなぶり物にして笑う 心の中で悲しむばかり

終風且霾 惠然肯來  終風且つ霾る 惠然として肯えて來たる
莫往莫來 悠悠我思  往くと莫く 來ると莫く 悠悠として我れ思ふ
ひねもすの風が吹き続いて土けむりをあげる あの男は時にはやさしくやって来るが
往くともなく来ともなくあてにならぬ気まぐれ わが心の思いはいつまでも晴れやらぬ
by mteisi | 2017-09-16 08:03 | 詩経


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