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詩経56
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我有旨蓄 亦以御冬  我に旨蓄有り 亦以て冬を御ぐ
宴爾新昏 以我御窮  爾の新昏を宴んで 我を以て窮を御ぐ
有洸有潰 既詒我肄  洸たる有り 潰たる有り 既に我に肄を詒る
不念昔者 伊余來墍  念はずや 昔し 伊れ余の來り墍しを
わたしは旨い野菜の漬け物をこしらえて 物の乏しい冬を過ごす用意をしてきた
それなのに そなたは新昏の若妻となじんで わたしを苦しい時の役に立てただけ
威張ったり怒ったり わたしにはただ苦労ばかりさせてきた
むかしわたしが嫁いで来た時の わたしとくつろいだことを思い出して見ないか
by mteisi | 2017-10-01 07:56 | 詩経


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