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萬葉集837
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駿河釆女歌一首

沫雪香 薄太礼尒零登 見左右二 流倍散波 何物之花其毛

沫雪か はだれに零ると 見るまでに 流らへ散るは 何の花ぞも

尾張連歌二首

春山之 開乃乎爲里尒 春菜採 妹之白紉 見九四與四門

春山の 咲きのをゐりに 春菜摘む 妹が白紐 見らくしよしも


澤瀉久孝著「万葉集注釈」8より


by mteisi | 2017-10-31 07:23 | 萬葉集


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