詩経155
c0169176_08015933.jpg

出其東門

出其東門 有女如雲  其の東門を出づれば 女有り雲の如し

雖則如雲 匪我思存  則雲の如しと雖も 我が思ひの存するに匪ず

縞衣綦巾 聊樂我員  縞衣綦巾 聊か我を樂ましめん

城の東門を出て見れば 雲かとばかりに乙女たちが群がり遊ぶ

雲かとばかりに多くはいるが わたしの思う相手はいない

白い衣に青い姉さんかぶり それこそわたしの楽しい相手 


出其イン闍 有女如荼  其のイン闍を出づれば 女有り荼の如し

雖則如荼 匪我思且  則ち荼の如しと雖も 我が思ひに匪ず

縞衣綦巾 聊樂我員  縞衣綦巾 聊か與に娯むべし

城の東門を出て見れば つばなの穂のように白い乙女たち

つばなのように可愛ゆても わたしの思う相手じゃない

白い衣にあかねのかぶり それこそわたしの娯しむ相手


by mteisi | 2018-01-09 08:02 | 詩経


<< 萬葉集906      朝歌1月8日 >>