詩経171
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猗嗟
猗嗟昌兮 頎而長兮  猗嗟 昌なり 頎而として長し
抑若揚兮 美目揚兮  抑若として揚なり 美目 揚なり
巧趨蹌兮 射則臧兮  巧趨 蹌たり 射れば則ち臧し
さてもりっぱな すらりとした身のたけ
広い額が美しく揚り 眉目も冴えて
小走りに進む姿も好く 弓射ることも上手

猗嗟名兮 美目清兮  猗嗟 名なり 美目 清なり
儀既成兮 終日射侯  儀 既に成 終日 侯を射るに
不出正兮 展我甥兮  正を出でず 展に我が甥なり
さてもあざやかな 目もとは清らかで 
儀容は備わり 終日射るが
的をはずれない ほんとに我らの甥

猗嗟孌兮 清揚婉兮  猗嗟 孌たり 清容 婉たり
舞則選兮 射則貫兮  舞へば則ち選ひ 射れば則ち貫く
四矢反兮 以籞亂兮  四矢反り 以て亂を籞ぐ
さても若々しくて美わしいことよ 美目が秀でて好ましく
邁の姿は整い 射れば的を貫く
四つの矢は見事に重なり 国の乱れを籞ぐに足る男の子

by mteisi | 2018-01-25 08:35 | 詩経


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