詩経208
c0169176_07355058.jpg
交交黃鳥 止于桑   交交たる黃鳥は 桑に止る
誰從穆公 子車仲行  誰か穆公に從ふ 子車仲行
維此仲行 百夫之防  維れ此の仲行は 百夫の防
臨其穴  惴惴其慄  其の穴に臨めば 惴惴として其れ慄る
彼蒼者天 殲我良人  彼の蒼たつ者は天 我が良人を殲せり
如何贖兮 人百其身  如し贖ふ可くんば 人 其身を百せん
飛び交いて鳴く黃鳥(うぐいす)は 棘の木にとまる
穆公に殉じて死んだ者は誰 子車氏の奄息
この奄息は 百人にもあたる優れた人
今こそ墓穴に臨めば ぞっとして慄れる
ああ あの蒼空よ こんな善い人を殺すとは
もし身代わりができたなら 百のその身も惜しむまい

by mteisi | 2018-03-03 07:36 | 詩経


<< 萬葉集958      朝歌3月2日 >>