詩経249
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我徂東山 慆慆不歸  我 東山に徂き 慆慆として歸らず
我來自東 零雨其濛  我 東より來れば 零雨其れ濛たり
鸛鳴于垤 婦歎于室  鸛は垤に鳴き 婦は室に嘆く
酒埽穹窒 我征聿至  酒埽穹窒す 我征いて聿に至る
有敦瓜苦 蒸在栗薪  敦たる瓜の苦き有り 蒸しく栗薪に在り
自我不見 于今三年  我見ざりし自り 今三年
われ東山に往くいてより いつしか月日が過ぎて久しく帰らぬ
やっと東から凱旋するとき 雨はしとど降りしきり濛々そ煙る雨の中
鸛は垤に鳴き 婦は室に嘆いているのであろう
室を掃除し隙間をふさぎ 今こそわれは帰還した
ぽっかりと苦瓜が 栗の木にぶらさがる
こんな様を見ないのも 三年の久しいことであった

by mteisi | 2018-04-16 07:34 | 詩経


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