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詩経260
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呦呦鹿鳴 食野之芩     呦呦として鹿鳴き 野の蒿を食む
我有嘉賓 鼓瑟鼓琴     我れに嘉賓有り 瑟を鼓し琴を鼓す
鼓瑟鼓琴 和樂且湛     瑟を鼓し琴を鼓す 和樂して且つ湛しむ
我有旨酒 以燕樂嘉賓之心  我に旨酒有り 以て嘉賓の心を燕樂す
鹿は口をすばめてイウイウと長く鳴いては友を集め、野生の芩を食べている。それと同じく我が方にも、よき賓客を招いて酒肴を共にし、瑟を鼓し琴を鼓してもてなす。瑟を鼓し琴を鼓しては、うちとけて、胸の底から楽しむ。我が方には甘い酒があるから、格好な賓客の心を酒宴によって楽しましめることができる。


by mteisi | 2018-04-27 07:18 | 詩経


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