 ケイ いたる・とどまる・かんがえる 会意 禾(ケイ)と尤と旨(詣の省文)からなる。 上部はケイと尤からなり、 ケイは木の曲頭になったもの。 ケイは軍門の象。 軍門にはケイ形の表木を立てたが、 のちに和表・桓表といわれる。 尤は犬牲、 表木のところに用いたのであろう。 そこは軍門の聖所で、 神の臨むところ。 旨は祝禱の器の曰に対して、 上から神霊の降下する形で、 詣の初文。 神霊を迎えて拝するを■(旨頁・けい)といい、 金文にみえるケイ首(拝礼)はのちの稽首にあたる。
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萬葉集1610 >>
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