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蘇東坡191
蘇東坡の寒食詩巻は書の最高峰の一つ。
自分の思いを詩にして、
書き留めておく、
ここに書の神髄がある。
この書の前半部分の一首を、
草書で書いてみた。
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前半部分が今日の一首
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寒食雨二首其一
自我來黄州  我れ黄州の來りし自り
已過三寒食  已に三たびの寒食を過せり
年年欲惜春  年年春を惜まんと欲すれども
今年又苦雨  今年又た雨に苦しむ
兩月秋蕭瑟  兩月秋蕭瑟たり
臥聞海棠花  臥して聞く海棠の花の
泥汙臙脂雪  泥に臙脂の雪を汙さるるを
暗中偸負去  暗中偸かに負ひて去る
夜半眞有力  夜半眞に力有り
何殊病少年  何ぞ殊ならんや病める少年の
病起頭已白  病より起てば頭已に白きに

by mteisi | 2020-06-26 11:44 | 蘇東坡


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