作品を作る時は、印も自分で作ったものを使うようにしている。独自の主張をしたときは篆刻家や印鑑屋さんの印では不似合いな場合が多い。特に従来の表現よりも何か違うものを作る時は、印にも新しい主張が欲しいと思っている。
陶印は石のものより線の表情が面白く上がる。きっちりとした技術を学ぶときは石で線の表情の出し方を身につけなくてはならないが、楽しむには陶印が適当かもしれない。
大人の方にも作ってもらったが、子どものものが形など面白いものが多かったので見てもらいたい。
芙美ちゃん。土いじりが好きで轆轤も要領がよかった。形も装飾も面白い。
祐理ちゃん。印作りが好きでいつも心待ちにしている。奥村の印は特に素晴らしい。
太基君。意外とこった造形を作った。初めてだったが、底力を発揮した感じ。
栞ちゃん。アルファベットが面白い。浅井はおじいちゃん。