2010年 06月 10日 ( 1 )
古今和歌集47
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  素性法師

ちると見て あるべきものを 梅の花
うたてにほひの そでにとまれる

いま花が散るとながめてそれだけで、すっかりおわってしまうのに、
よけいなことに、香りがいつまでも袖に移り香となって残っている。

高村光太郎や熊谷守一の仮名は、そこに字が書かれているというだけで
様々な変化を楽しんだり、工夫したという気配がない。
それでも充分に楽しい。
こうして筆致の変化で遊ぶことに、どれほどの意味があるのだろうか。
もうしばらく続けてみよう。
by mteisi | 2010-06-10 20:07 | 古今和歌集