2011年 04月 05日 ( 1 )
古今和歌集305
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am7:00☆
白っぽい山際から深い空の色へ。

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亭子院の御屏風のゑに、河わたらむとする人ももみぢのちる木のもとに、
むまをひかへたてるをよませたまひければ、つかうまつりける

立ちとまり見てをわたらむもみぢばは
雨とふるとも水はまさらじ

亭子院の御屏風の絵に、川を渡ろうとする人が、紅葉の散る木下で、
馬の手綱をひかえて立ちどまっている場面があったのを、
上皇がお詠ませになったので、詠んで奉った歌。

馬をとどめて、美しい紅葉をよくながめてから渡ることにしょう。
たとえ紅葉が雨のように降り散っても、川の水かさが増して
渡れなくなる心配はないであろうから。
by mteisi | 2011-04-05 07:20 | 古今和歌集