2011年 06月 09日 ( 2 )
c0169176_22372180.jpg
茶室のア
 
今回の作品。アは3・11のアッと驚くのア。
そして始まりのアでもある。
ブリキを焚き火で焼いてグレーの質感を作り、
それを電気溶接で焼いて文字を描き出した。
アクリルボックスに入れたので反射して、
内容がよく分からないのが残念。
アの字の元字は阿の阝の一部から出来ている。
阝は阜の字で、丘や山の連なりを表すとされていたが、
白川静は神が降りてくる階段であると解読した。

そこでこの茶室は、床柱にギザギザの階段を付けて、
神様に降りてきてもらうことにした。
そして床には三角錐の香盒をおいた。
机の奥にわずかに出ている。
三角の盛り土は土の字の原型で、
これも神様を下ろすための形。
それで神社の社には土と玉や祭肉を供える台の示が
組み合わされている。

こんな語源遊びの茶室に遊びに来て欲しい。
あと金土日の三日間。
by mteisi | 2011-06-09 23:04 | 展覧会
古今和歌集370
c0169176_6275561.jpg
am6:17☆
青味のさした白っぽいグレー。

c0169176_628137.jpg


こしへまかりける人によみてつかはしける

かへる山ありとはきけど春霞立ち別れなばこひしかるべし

越(こし・北陸地方)へ下った人に詠んで遣わした歌。

越の国には、かえる山があると聞いておるので、
行ってもすぐ帰るであろうと思うが、春霞がたつとともに、
立ち別れてしまったならば、恋しいことであろう。
by mteisi | 2011-06-09 06:37 | 古今和歌集