2012年 01月 31日 ( 3 )
古今和歌集606
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am10:43
裾の模様の白い雲があかるい。

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人しれぬ思ひのみこそわびしけれ
わが歎きをば我のみぞしる

相手にも知ってもらえない思いはまことにつらいものである。
私の嘆きは、他に知ってくれる人もなく、
ただ私だけが知っているのである。
by mteisi | 2012-01-31 10:48 | 古今和歌集
老子第二十四章
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企者不立、跨者不行。自見者不明、自是者不彰。自伐者無功、自矜者不長。
其在道也、曰餘食贅行。物或悪之、故有道者不處。

 企(つまだ)つ者は立たず、跨(また)ぐ者は行かず。自ら見るものは明らかならず、自ら是とする者は彰われず。自ら伐(ほこ)る者は功無く、自ら矜(ほこ)る者は長(ひさ)しからず。
 其の道に在る也、余食、贅行と曰う。物或いは之を悪(にく)む。故に有道者は処(お)らず。

 つま先で立つ者はずっと立っては居られず、大股で歩く者は遠くまで行けない。自ら見識有るものとする者がものごとがよく見えず、みずから正しいとする者は是非が彰らかにできない。みずから功を誇る者は功がなくなり、みずから才知を誇る者は長つづきしない。
 これらは、道の観点からいうと、余った食べもの、よけいな降るまいという。人々はだれでもそれらが嫌いだ。だから、道を身につけた者は、そんなことはしないのだ。

 この章とてもいい。禅宗の言葉で面白いものがある。「親を殺し、師を殺せ」というもの。私も書の師であるので、殺される覚悟はしている。その前に教えないことにしている。
 だから、手本は書かない。
by mteisi | 2012-01-31 06:40 | 老子
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by mteisi | 2012-01-31 05:59 | 自作の書