2013年 02月 25日 ( 3 )
懐風藻40
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春苑応詔
 従三位左大弁石川朝臣石足

聖衿愛良節 仁趣動芳春 素庭満英才 紫閣引雅人
水清瑤池深 花開禁苑新 戯鳥随波散 仙舟逐石巡
舞袖留翔鶴 歌声落梁塵 今日足忘徳 勿言唐帝民

春苑詔に応ず
 
聖衿良節を愛し 仁趣芳春に動かす 素庭英才に満ち 紫閣雅人を引く
水清くして瑤池深く 花開いて禁苑新たなり 戯鳥波に随うて散じ 仙舟石を逐うて巡る
舞袖翔鶴を留め 歌声梁塵を落す 今日徳を忘るるに足れり 言ふことなかれ唐帝の民と

天子は春のよい時候を愛され、仁慈のみ心で宴をお開きになった。御苑には俊英な士が集まり、宮殿には風雅な士を召されている。水は清く苑池は深い。花はほころび禁地の緑はみずみずしい。戯れていた鳥は波のまにまに飛び去り、天子の船はゆるやかに水際の石にそって巡る。うるわしい歌声には梁の塵も舞い上がる。尭帝の徳もはや意識の外である。尭帝の民など同一に論ぜられるものではない。
by mteisi | 2013-02-25 07:41 | 懐風藻
古今和歌集996
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am7:08
雲のない明るさ。

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わさうられむ時のしるべとぞ浜千鳥
ふくへもしらぬあとをとどむる

私が忘れ去られるであろうときに、
私を思い出してくださるようにとて、
千鳥が行くえも知らず飛び去る時に脚跡を残すように、
わたしもこれからどうなるか分からないが、
この文字を残しておくことである。
by mteisi | 2013-02-25 07:18 | 古今和歌集
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ラ あみ・つらなる・うすもの

网(あみ)と維(いと)とに従う。
卜文には畢(あみ)で鳥を覆う形のものがあり、
もと象形の文字であるが、
のちに糸を加えて、
网と維との会意字となる。
by mteisi | 2013-02-25 07:06 | 語源で遊ぶ