2013年 04月 06日 ( 3 )
懐風藻70
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春日侍宴
 従三位中納言兼催造宮長官安倍朝臣広庭

聖衿感淑気 高会啓芳春 樽五斉濁盈 楽万国風陳
花舒桃苑香 草秀蘭筵新 堤上飄糸柳 波中浮錦鱗
濫吹陪恩席 含毫愧才貧

春日宴に侍す
 
聖衿淑気に感じ 高会啓芳春 樽は五いつりゅ斉濁盈み 楽は万づ国風陳なる
花舒いて桃苑香しく 草秀でて蘭筵新たなり 堤上糸柳飄り 波中錦鱗浮ぶ
濫吹恩席に陪し 毫を含んで才の貧しきを愧づ

天子は春のよき気に感ぜられ、雅宴を春の苑でお開きになった。樽は五つ清酒濁酒が備えてあり、楽は諸国の歌謡を奏している。花が咲き桃の園は香気ひときわ。草茂り蘭の筵は春の気が新鮮。土堤にはしだれ柳がひるがえり、池中には錦の鯉が泳いでいる。菲才の身で皇恩厚い宴席に列し、筆を手に、改めて不才を恥ずる。
by mteisi | 2013-04-06 08:06 | 懐風藻
古今和歌集1036
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白いスクリーンに雲がふわりと。

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 ただみね

かくれぬのしたよりおふるねぬなはの
ねぬなはたてじくるないとひそ

水草におおわれている沼の底から生える、
ぬめなわ(蓴菜)という名のように、
あなたと一緒に寝ないのに
寝たという浮き名などは立てますまい。
そして、
私が通ってゆくのをきらってくれるな。
by mteisi | 2013-04-06 08:04 | 古今和歌集
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ジョ・ニョ ごとし・したがう・しく・いかん

女と口からなる。
女は女巫。
口はサイで祝禱の器の形。
巫女が祝禱を前にして祈る形。
字の構造は若と似ている。
若は祝禱を前にした巫女が、
舞い祈り、エクスタシー状態となる意を示し、
それに神が憑依して神託を受けさせる。
それで、
ごとしやしたがうの意が生まれた。
如も同じ。
by mteisi | 2013-04-06 07:52 | 語源で遊ぶ