2013年 04月 09日 ( 3 )
懐風藻72
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遊吉野川
 大宰大弐正四位下紀朝臣男人

万丈崇巌削成秀 千尋素濤逆折流 欲訪鍾池越潭跡 留連美稲逢槎洲

吉野川に遊ぶ
 
万丈の崇巌削り成して秀で 千尋の素濤逆折して流る 鍾池越潭の跡を訪はんとほっし 美稲槎に逢ふ洲に留連す

万丈のそそり立つ巌は削り上げて聳え、千尋の淵に白波は渦を巻いて流れる。鍾池や越潭の面影を求めた吉野の地に、美稲が仙女に逢った中洲に思いを繋ぐ。
by mteisi | 2013-04-09 07:44 | 懐風藻
古今和歌集1039
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白い雲にグレーの空が。

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思へどもおもわずとのみいふなれば
いなやおもわじ思ふかひなし

私はあの人を恋い慕っているけれども、
あの人は私を少しも思ってくれないとばかり
言っているのであるから、いやもう、
私はあの人など思いますまい。
いくら恋い慕っても、
そのかいもないことであるから。
by mteisi | 2013-04-09 07:41 | 古今和歌集
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リ するどい・りえき

禾と刀とからなる。
禾を刈る意。
稲を刈って収益とすること。
鋭利の義は鎌からきている。
by mteisi | 2013-04-09 07:31 | 語源で遊ぶ