2013年 04月 12日 ( 3 )
懐風藻74
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七夕
 大宰大弐正四位下紀朝臣男人

犢鼻標竿日 隆腹曬書秋 鳳亭悦仙会 針閣賞神遊
月斜孫岳嶺 波激子池流 歓情未充半 天漢暁光浮 

七夕
 
犢鼻竿に標する日 隆腹書を曬す秋 鳳亭仙会を悦び 針閣神遊を賞す
月は斜めなり孫岳の嶺 波は激す子池の流れ 歓情いまだ半に充たず 天漢暁光浮かぶ

虫干しに犢鼻(ふんどし)を曬す者がいた。裸で腹中の本を曬す者もいた。鳳亭では二星のこの日を喜び、針閣では二星の会合を見守る。月は山の端にななめにかかり、波は流れに砕けてさわぎ散る。相逢うた夢をつむぎ暇もなく、天の川に暁の光が射しこめる。
by mteisi | 2013-04-12 07:41 | 懐風藻
古今和歌集1042
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am7:19
ほんのりうすむらさきから空の色へ。

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 ふかやぶ

思ひけむ人をぞともにおもはまし
まさしやむくいなかりけりやは

私を思っていたであろう人を、
できることなら私も同じように、
思っていればよかったのに。
たしかにそうであるよ。
その報いがなかったであろうか。
確かに報いがあり、
私が思っている人が
私を思ってくれない。
by mteisi | 2013-04-12 07:39 | 古今和歌集
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ショ もろもろ・おおい

金文には者を諸の義に用いて、
者侯・者士・百者婚遘といい、
庶人・庶子には庶を用いる。
諸はもと書についていうもので、
堵中に埋めた祝禱を書といい、
その辞を諸といったものであろう。
by mteisi | 2013-04-12 07:35 | 語源で遊ぶ