2013年 04月 13日 ( 3 )
古今和歌集1043
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すっきりとした青空。

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 よみ人しらず

いでてゆかむ人をとどめむよしなきに
となりの方にはなもひぬかな

帰って行こうとしている人を、
とどめようと思っても、
とどめる方法がないので、
隣のほうで、
くしゃみででもしてくれないかな。
by mteisi | 2013-04-13 09:31 | 古今和歌集
懐風藻75
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初春於左僕射長王宅讌
 正六位上但馬守百済公和麻呂

帝里浮春色 上林開景華 芳梅含雪散 嫩柳帯風斜
庭燠将滋草 林寒未笑花 鶉衣追野坐 鶴蓋入山家
芳舎塵思寂 拙場風響譁 琴樽興未已 誰載習池車

初春左僕射長王の宅において讌す
 
帝里春色を浮べ 上林景華を開く 芳梅雪を含んで散じ 嫩柳風を帯びて斜なり
庭燠かにしてまさに草滋らんとし 林寒うしていまだ花笑かず 鶉衣野坐を追い 鶴蓋山家に入る
芳舎塵思寂かに 拙場風響譁すし 琴樽興いまだやまず たれか習池の車を載せん

都は春の景色名なり、御苑に花が咲き乱れる。清香の梅は雪とともに散り、若葉の柳は風にもまれてなびいている。春の光に庭の草も萌え出でようとし、林の中にはまだ寒く花は咲かない。敝衣の賤者は野掛けを楽しみ、乗車の貴人は別荘に入っていく。この邸宅では俗念は消え去り、詩の席上は風流韻事で賑わっている。琴と酒との感興は尽きない。酔いつぶれて帰るものはまだいない。
by mteisi | 2013-04-13 08:29 | 懐風藻
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ホウ のり・のっとる・てだて

法の旧字は灋。
タイと去と水とからなる。
タイは神判に用いる神羊で、
カイタイと呼ばれるもの。
去は大とム(きょ)からなる。
大は神判に敗れた者の正面形。
ムはその審判のとき、
自己詛盟して誓った盟誓の器の形であるサイの、
蓋をとり去った形。
その詛盟に虚偽があったとして蓋を去り、
破棄する意を示す。
灋の字形は、
その敗訴者と破棄された盟誓とを、
敗訴者の提供した神羊とともに、
水に投棄することを表す字。
by mteisi | 2013-04-13 08:22 | 語源で遊ぶ