2013年 04月 20日 ( 3 )
懐風藻82
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於左僕射長王宅宴
 外従五位下大学頭箭集(やづめ)宿禰虫麻呂

霊台披広宴 宝斝歓琴書 趙発青鸞舞 夏踊赤鱗魚
柳条未吐緑 梅蕊已芳裾 即是忘帰地 芳辰賞叵舒

左僕射長王の宅において宴す
 
霊台広宴を披き 宝斝琴書を歓ぶ 趙は青鸞の舞を発し 夏は赤鱗の魚を踊らす
柳条いまだ緑を吐かず 梅蕊すでに芳裾 すなはちこれ帰るを忘るるの地 芳辰賞舒べがたし

長屋王の邸宅で盛大な宴をひらき、玉の盃を手に、琴と詩文を楽しむ。趙の青鸞の舞を演じては、夏の赤鯉の歌を披露する。柳の緑にはまだ時季が早いが、梅は花開いて香気が高い。今日の興趣帰るのも忘れてしまうほど、よい時節の賞美には表現のことばがない。
by mteisi | 2013-04-20 07:36 | 懐風藻
古今和歌集1050
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am7:20
どんよりと白い空。

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 なかき

雲はれぬあさまの山のあさましや
人の心を見てこそやまめ

噴煙の晴れない浅間山という名のように、
ほんとにあさましいことであるよ。
私の本心を見極めてから、
手を切るなら切ればいいのに。
本心を見極めのしないで。
by mteisi | 2013-04-20 07:33 | 古今和歌集
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フ はなぶさ・おおきい・ず

否定・打ち消しの「ず」に借用して用いる。
もと象形で花の萼柎の形であるが、
その義に用いられることは殆どない。
by mteisi | 2013-04-20 07:27 | 語源で遊ぶ