2013年 04月 22日 ( 3 )
懐風藻84
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春日於左僕射長王宅宴
 従五位下陰陽兼皇后宮亮大津連首

日華臨水動 風景麗春チ(土偏に犀) 庭梅已含笑 門柳未成眉
琴樽宜此処 賓客有相追 飽徳良為酔 伝盞莫遅々

春日左僕射長王の宅において宴す
 
日華水に臨んで動き 風景春チうるわし 庭梅すでに笑みを含み 門柳いまだ眉を成さず
琴樽この処によろしく 賓客相ひ追ふあり 徳に飽きてまことに酔をなす 盞を伝へて遅々たることなかれ

日の光は水の面にはねかえり、石庭の春の景色は麗らかである。庭の梅もすでに花咲き、門辺の柳はまだ葉を広げない。琴と酒とはこの地にふさわしく、客人は盃をかわして歓びをつくす。十分にもてなされ心よく酔うた。躊躇わず順次盃を廻してくれ。
by mteisi | 2013-04-22 07:51 | 懐風藻
古今和歌集1052
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am7:01
青空の朝。

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 よみ人しらず

まめなれどなにぞはよけくかるかやの
みだれてあれどあしけくもなし

私は誠実にしているけれど、
いったいなにのよいことがあるのか、
なんのよいこともないではないか。
また反対に乱れて浮気している人もあるが、
なんの悪いこともない。
by mteisi | 2013-04-22 07:29 | 古今和歌集
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フ はなぶさ・おおきい・ず

否定・打ち消しの「ず」に借用して用いる。
もと象形で花の萼柎の形であるが、
その義に用いられることは殆どない。
by mteisi | 2013-04-22 07:07 | 語源で遊ぶ