2013年 05月 06日 ( 3 )
懐風藻95
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95
過神納言墟
 従三位兵部卿兼左右京大夫藤原万里

一旦辞栄去 千年奉諫餘 松竹含春彩 容暉寂旧墟
清夜琴樽罷 傾門車馬疎 普天皆帝国 吾帰遂焉如

神納言の墟を過ぐ
 
一旦栄を辞して去る 千年の諫を奉ずる餘り 松竹春彩を含み 容暉旧墟に寂たり
清夜琴樽罷み 傾門車馬疎なり 普天みな帝国 われ帰って遂にいづく如(ゆ)かん

一たび栄誉ある官位を擲ち去っていった。千年にも伝えられる忠言を後世に残して。松と竹とは春の生気に彩られるが、月の光は廃墟をさびしく照らしている。清らかな夜、琴酒の事もやみ、くずれかかった門前には訪れる車もない。あまねく天の覆う所みな天子の国であり、辞去するわが身をどこへおくべきか。
by mteisi | 2013-05-06 07:52 | 懐風藻
古今和歌集1066
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am7:19
雲のない空。

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題しらず 
 よみ人しらず

梅の花さきてののちの身なればや
すき物とのみ人のいふらむ

私は、梅の花が咲いてからのちになる実で
あるからであろうか。
私を「すきもの」とばかり、
人々がいうようである。
by mteisi | 2013-05-06 07:33 | 古今和歌集
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コウ・ギョウ ゆく・おこなう・みち

十字路の形。
交叉する大道をいう。
十字路は道の交わるところで、
そこにはちまたの神々がいるとされ、
術・衒・衢など、道路で行われる呪法の字は、
多く行に随う形である
by mteisi | 2013-05-06 07:23 | 語源で遊ぶ