2013年 05月 08日 ( 3 )
懐風藻97
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仲秋釈奠
 従三位兵部卿兼左右京大夫藤原万里

運冷時窮蔡 吾衰久歎周 悲哉図不出 逝矣水難留
玉俎風蘋薦 金罍月桂浮 天縦神化遠 万代仰芳猷

仲秋釈奠

運冷やかにして時に蔡に窮し われ衰へて久しく周を歎ず 悲しいかな図出でず 逝いて水留めがたし
玉俎風蘋薦め 金罍月桂浮かぶ 天縦神化遠し 万代芳猷を仰ぐ

運命にもてあそばれ蔡の地で苦しみ、心の衰えからか、周公を夢に見ない。かなしい事よ、世になんの瑞兆もなく、逝く水、逝く年は留めるすべもない。祭壇にうき草を供えて神に奉り、酒樽には月影が宿っている。天が孔子の神化を認められてから久しい。万代までも聖人の道を仰ぎ奉っている。
by mteisi | 2013-05-08 08:25 | 懐風藻
古今和歌集1068
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am7:38
幽かに漂うかそけき雲。

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題しらず
 よみ人しらず

世をいとひこのもとごとにたちよりて
うつぶしぞめのあさのきぬなり

この衣は、現世をいとって世をすて、
行方定めず行脚し、
あちこちの木陰に立ち寄って、
うつ伏し宿るが、
そのうつぶし(空五倍子)で染めた
そまつは麻の着物である。
by mteisi | 2013-05-08 08:07 | 古今和歌集
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ム ない・まう

もとは雨乞いして
巫女が両袖をひるがえし舞っている形。
両足をつけて舞とし、
無はないという意味に仮借した。
by mteisi | 2013-05-08 07:55 | 語源で遊ぶ