2013年 05月 10日 ( 3 )
懐風藻99
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遊吉野山
 従三位中納言丹ヂヒ真人広成

山水随臨賞 巌谿逐望新 朝看度峯翼 夕翫躍潭鱗
放曠多幽趣 超然少俗塵 栖心佳野域(誤字) 尋問美稲津

吉野山に遊ぶ
 
山水臨むに随って賞す 巌谿望を逐って新たなり 朝に看る峯を度る翼 夕に翫ぶ潭に躍る鱗
放曠として幽趣多く 超然として俗塵少し 心を佳野の域に栖ましめて 美稲の津を尋ね問ふ

山水の風景を歩み行くままに賞し、岩のそそり立つ渓谷は一足ごとに趣が変わる。朝に峯を越えてゆく鳥をみ、夕には淵に遊ぶ魚と親しむ。のびのびと奥深い景をを楽しみ、超然とした心には世の煩わしさがない、心をこの吉野の地におき、美稲が梁を仕掛けた場所を尋ねてみた。
by mteisi | 2013-05-10 07:29 | 懐風藻
古今和歌集1070
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am6:45
雲に覆われて。

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ふるきやまとまひのうた

しもとゆふかづらき山にふる雪の
まなく時なくおもほゆるかな

葛城山に降る雪のように、
あの人のことが、絶え間もなく、
止む時もなく、思われることであるよ。
by mteisi | 2013-05-10 07:02 | 古今和歌集
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ジ みみ・のみ

耳の形からなる。
耳は目とともに神霊に接する最も重要な方法であり、
そのすぐれたものを聖という。
聖とは神に祈り、企(つまだ)ってその声を聞く形である。
さらに目の徳を加えたものを聽(聴)という。
聴とは耳目の聡明を合わせいう語である。
by mteisi | 2013-05-10 06:53 | 語源で遊ぶ