2013年 05月 22日 ( 3 )
懐風藻111
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飄寓南荒、贈在京故友
 従三位中納言兼中務卿石上朝臣乙麻呂

遼夐遊千里 徘徊惜寸心 風前蘭送馥 月後桂舒陰
斜雁凌雲響 軽蝉抱樹吟 相思知別働 徒弄白雲琴

南荒に飄寓して京に在る故友に贈る

遼夐千里に遊び 徘徊寸心を惜しむ 風前蘭馥を送り 月後桂陰を舒ぶ
斜雁雲を凌いで響き 軽蝉樹を抱いて吟ず 相思別っれの働(かなし)みを知り 徒(ただ)に弄す白雲の琴

遙か離れた南方の辺土に住み、さまよい歩いてはわが心をいとおしむ。蘭は芳香を風のまにまにくゆらせ、桂は月に照らされて地に蔭を曳く。雲間に雁が鳴きかわし、相思の情は別離の涯(はたて)に耐えきれない。ただ白雲に向って琴をひくばかりだ。
by mteisi | 2013-05-22 08:07 | 懐風藻
古今和歌集1082
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am7:48
爽やかにかろい雲。

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まがねふくきびの中山おびにせる
ほそたに河のおとのさやけさ

吉備の中山が帯のようにめぐらしている、
細谷川の流水の音のすがすがしいことよ。
by mteisi | 2013-05-22 08:05 | 古今和歌集
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ム ない・まう

草書の無。
草書の中にも色々な形の無がある。

もとは雨乞いして
巫女が両袖をひるがえし舞っている形。
両足をつけて舞とし、
無はないという意味に仮借した。
by mteisi | 2013-05-22 07:59 | 語源で遊ぶ