2013年 05月 27日 ( 3 )
懐風藻115
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奉和藤太政佳野之作
 正五位下中宮少輔葛井連広成

物外囂塵遠 山中幽隠親 笛浦棲丹鳳 琴淵躍錦鱗
月後楓声落 風前松響陳 開仁対山路 猟智賞河津

奉和藤太政佳野之作
 
物外囂塵遠く 山中幽隠親し 笛浦丹鳳を棲ましめ 琴淵錦鱗を躍らしめる
月後楓声落ち 風前松響陳ぶ 仁を開いて山路に対し 智を猟して河津を賞す

世事を忘れんと俗塵から遠く離れて、吉野の山あいにひそかに生活している。ここ吉野川の水辺には鳳凰が棲みなれ、淵の群魚は時折り錦鱗魚紋を描き出す。月は山の端にかくれ楓には風音もなく、時おり松吹く音をかすかに聞くばかり。山のふところに入ろうと山路をたどり、川の妙趣にひたろうと岸辺を逍遙する。
by mteisi | 2013-05-27 08:01 | 懐風藻
古今和歌集1087
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薄紫のグレーの形が微妙に動いて。

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みちのくうた

あぶくまに霧立ちくもりあけぬとも
君をばやらじまてばすべなし

阿武隈川にいちめんに朝霧がたちこめて、
夜が明けてしまおうとも、
いとしいあなたをお帰しいたしますまい。
つぎにおいでになるのを待っているのは、
どうしようもなく苦しいことであるから。
by mteisi | 2013-05-27 07:59 | 古今和歌集
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メイ・ミョウ
あきらか・あかるい・きよい

普通お日様とお月様と思うが
もとは窓と月の形。
窓から月光が入り込む意。
そこは神を祀るところで、神明の意がある。
by mteisi | 2013-05-27 07:55 | 語源で遊ぶ