2013年 10月 22日 ( 3 )
岑參
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苜蓿烽寄家人
 岑參

苜蓿烽逢立春 葫蘆河上淚沾巾 閨中只是空相憶 不見沙場愁殺人

苜蓿烽にて家人に寄す
 岑參 しんしん

苜蓿烽立春に逢ふ 葫蘆河上淚巾を沾す 閨中只是れ空しく相憶ふ 見ず沙場の人を愁殺するを

苜蓿烽のあたりで、ちょうど立春を迎えた。葫蘆河のほとりに立つと、涙があふれてきて手巾をぬらした。おまえは部屋のなかで、わだわたしのことを思ってしんぱいしてくれることだろう。しかし、この荒涼としてものさびしい沙漠が、人間をかぎりなく憂鬱におとしいれることを目に見はしないのだから、想像はつかないのだ。
by mteisi | 2013-10-22 08:01 | 唐詩選七絶
山家集313233
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am7:32
白雲青空光輝眩眩

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鶯は我をすもりにたのみてや谷の外へはいでて行くらん

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春の程はわがすむ庵の友なりてふるすな出でそ谷のうぐひす


きぎすを
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もえ出る若菜あさると聞こゆなりきぎす鳴く野の春のあけぼの
by mteisi | 2013-10-22 07:58 | 山家集
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ケイ かかげる・あげる

形声。
もとの字は揭に作り、音符は曷。
曷は死者の骨に神への祈りの文である祝詞が
入っている器(曰)を加えて、
死者の骨を呪霊として激しく祈る呪儀をいう。
その激しい祈りの声を喝といい、
大声で祈ってのどがかわくことを渇という。
音符が曷の字はみなその呪儀に関する字である。
行き倒れの人は怨霊を鎮めるために楬(墓表)を立てた。
高い札の墓表を立て掲げて、行き倒れのあることを掲示した。
それで揭は「かかげる、あげる」の意味になる。
by mteisi | 2013-10-22 07:50 | 語源で遊ぶ