2013年 10月 27日 ( 3 )
岑參
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送人還京
 岑參

匹馬西從天外歸 揚鞭只共鳥争飛 送君九月交河北 雪裏題詩淚滿衣

人の京に還るを送る
 岑參 しんしん

匹馬西のかた天外より歸る 鞭を揚げて只々鳥と飛ぶを争ふ 君を送る九月交河の北 雪裏詩を題して淚衣に滿つ

君の馬は一騎、西の方、空のかなたから帰ってきた。鞭をあげて馬を駆り、全速力、まるで鳥が飛ぶようないきおいだね。君は都に帰られるのだから勇み勇んで行かれるのも無理はない。そきはまさに九月、ここ、交河の北では、もう寒さがきびしくて冬だ。雪の中でお別れの詩を作っていると、涙がとめどなく出て、衣をぬらしてしまう。
by mteisi | 2013-10-27 07:19 | 唐詩選七絶
山家集464748
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薄明淡空羅青深香


旅の泊まりの梅
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ひとりぬる草の枕のうつりがはかさねの梅のにほひなりけり


ふるき砌の梅
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何となく軒のなつかしき梅故にすみけん人のこころをぞ知る


山里の春雨といふことを大原にて人々よみける
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春雨の軒たれこむるつれづれに人に知られぬひとのすみかか
by mteisi | 2013-10-27 07:19 | 山家集
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ラ あみ・つらなる・うすぎぬ

会意。
网と維とを組み合わせた形。
网は網の形。
甲骨文字の字形は、
隹に网をかける象形的な字である。
のち、さらに糸を加えて、
隹に網をかけて維(つな)ぎとめる形が羅で、
「あみ・あみする」の意味となる。
うすぎぬなど網目がにているので、
「うすぎぬ・あやぎぬ・ちぢみ」の意味に用いる。
また羅列のように「ならべる」の意味に用いる。
by mteisi | 2013-10-27 07:08 | 語源で遊ぶ