2013年 10月 28日 ( 3 )
岑參
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赴北庭度隴思家
 岑參

西向輪臺萬里餘 也知郷信日應疎 隴山鸚鵡能言語 爲報家人數寄書

北庭に赴かんとして隴を度って家を思ふ
 岑參 しんしん

西のかた輪臺に向ふ萬里餘 也知る郷信の日に應に疎なるべき 隴山の鸚鵡能く言語す 爲に報ぜよ家人數々書を寄せよ

わたしは今、西の方、輪臺へ向かう萬里の旅路を、やっと内地を離れて隴山を越えるところまで来た。これからは、郷里からのたよりも日々に疎遠にになることだろう。それはわかっている。隴山のオウムよ、おまえは人の言葉が自由にしゃべれる鳥だ。どうぞ、わたしのうちへ飛んで行って、家のものにたびたび手紙を寄こすようにいってくれ。
by mteisi | 2013-10-28 08:21 | 唐詩選七絶
山家集495051
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am7:36
清澄冷韻抜虚青気


霞中歸雁といふこと
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何となくおぼつかなきは天の原霞にきえてかへる雁がね


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雁がねはかへる道にやまどふらんこしの中山かすみへだてて


歸雁
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玉づさの端がきかとも見ゆる哉とび後れつつかへる雁がね
by mteisi | 2013-10-28 08:04 | 山家集
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ケイ かかげる・あげる

形声。
もとの字は揭に作り、音符は曷。
曷は死者の骨に神への祈りの文である祝詞が
入っている器(曰)を加えて、
死者の骨を呪霊として激しく祈る呪儀をいう。
その激しい祈りの声を喝といい、
大声で祈ってのどがかわくことを渇という。
音符が曷の字はみなその呪儀に関する字である。
行き倒れの人は怨霊を鎮めるために楬(墓表)を立てた。
高い札の墓表を立て掲げて、行き倒れのあることを掲示した。
それで揭は「かかげる、あげる」の意味になる。
by mteisi | 2013-10-28 07:51 | 語源で遊ぶ