カテゴリ:語源で遊ぶ( 2217 )
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コウ あつい
会意
厂と㫗からなる。
厂は廟屋の屋根の形。
㫗は[説文]に「厚なり、
反キユウに従ふ」とみえ、
鬯酒を奉ずる象で、
享饌を意味する字である。
従って厚とは、
廟中で祖先の霊に厚く享饌することであり、
厚礼の意となる。

by mteisi | 2018-09-21 07:58 | 語源で遊ぶ
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ジュウ・ニュウ やわらか
会意
矛と木からなる。
[説文]に「木、曲直するものなり」として矛声そし、
[段注]に木を曲直するを矛というとするが、
矛をその義に用いることはない。
金文に「遠きを柔らげ、近きを能(おさ)む」という語を、
「遠きを■(ユウ夔・やわ)らげ、■(木土犬・ちか)きを能む」としるし、
柔の字にジュウを用いる。
この字が柔和を本義とする字で、
それは神に供薦した酒を酌み、
歌舞して神意を柔らげることを示す字。
柔を柔和のようにもちいるのは仮借義。


by mteisi | 2018-09-20 07:45 | 語源で遊ぶ
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モウ・ボウ はじめ・としかさ
会意
子と皿からなる。
生まれた子に産湯をつかわせている形。

by mteisi | 2018-09-19 07:46 | 語源で遊ぶ
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トウ ぬすむ・とる
会意
旧字は盜に作り、■(氵欠・セン)と皿からなる。
センは人が口を開いて涎を垂らしている形。
皿はおそらく血で、
血盟に用いる盤中の血。
その血盟の盤に涎をそそいで、
盟誓を破棄する意を示すもの、
盗とは血盟に離叛したもの、
その共同体の盟約に背くものをいう。

by mteisi | 2018-09-18 07:56 | 語源で遊ぶ
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カイ おもう・いだく・なつかしむ・なつく
形声
旧字は壞に作り、
カイ声。
カイは死者のの衣の襟もとになみだを垂れている形で、
その死を哀惜する喪葬の儀礼を示す字。

by mteisi | 2018-09-17 07:59 | 語源で遊ぶ
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バイ かい
象形
子安貝の形。
子安貝は古く呪器であり、
呪飾として珍重されたものであった。
金文の廷礼賜与に「貝三十朋」「貝五十朋」というものがあり、
かなりの価格のものとして通用したのであろう。
金属類のものが通貨として普及するまで、
通貨的は財宝として地位を占めていた。

by mteisi | 2018-09-16 07:47 | 語源で遊ぶ
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セキ・シャ たがやす・かりる・かす
形声
声符は昔。
[説文]に「帝耤、千畝なり」とあって、
耤田のことをいう。
「古は民を使ふこと、借りるが如し、
故に之を耤と謂ふ」とするが、
卜文の字形は耒に足をかけて踏んで耕す形で、
いわゆる踏耤の状を示す。
耤田は神饌を得るために天子みずから耕耤することをいい、
農政の最も重要な儀礼とされた。

by mteisi | 2018-09-15 07:21 | 語源で遊ぶ
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コク くろ・くろい・
会意
旧字は黑に作り、
柬と火からなる。
柬は橐(東)の中にもののある形。
下に火を加えてこれを薫蒸し、
黒めて黒の色をとることを示し、
黒色の意。

by mteisi | 2018-09-14 08:11 | 語源で遊ぶ
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ヘイ とざす・しめる・ふさぐ・おさめる
会意
門と才からなる。
才は祝禱を収める器であるサイをつけた木の形。
在・存は才に従い、
才はその場所を聖化するための、
榜示としての機能をもつと思われる。
それを門中に樹てている形である。

by mteisi | 2018-09-13 08:03 | 語源で遊ぶ
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ホン はしる・はやい・にげる
会意
夭とシュウ(止止止)からなる。
夭は人の走る形。
その下に足の動作を示す足あとの形を、
三つ組み合わせたシュウを加え、
足早に走る意を示す。

by mteisi | 2018-09-12 07:35 | 語源で遊ぶ