カテゴリ:萬葉集( 1210 )
萬葉1214

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■(女感)嬬等尒 行相乃速稻乎 茢時 成來下 芽子花咲
をとめらに 行逢ひの早稻を 刈る時に なりにけらしも 萩の花咲く


by mteisi | 2018-11-18 07:47 | 萬葉集
萬葉集1213
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手取者 袖幷丹覆 美人部師 此白露尒 散巻惜
手に取れば 袖さへにほふ 女郎花 此の白露に 散まく惜しも

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白露尒 荒爭金手 咲芽子 散惜兼 雨莫零根
白露に 爭ひかねて 咲ける萩 散らば惜しけむ 雨な零りそね



by mteisi | 2018-11-17 07:36 | 萬葉集
萬葉集1212
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手寸十名相 殖之雲知久 出見者 屋前之早芽子 咲尒家類香聞
たきそなひ 植ゑしくもしるく 出で見れば やどの初萩 咲きにけるかも

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吾屋外尒 殖生有 秋芽子乎 誰標■(夾刂) 吾尒不所知
吾がやどに 植ゑ生したる 秋萩を 誰か標さす 吾に知らえず 



by mteisi | 2018-11-16 07:56 | 萬葉集
萬葉集1211
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玉梓 公之使乃 手折り來有 此秋芽子者 雖見不飽鹿裳
玉梓の 君が使の 手折り來る 此の秋萩は 見れど飽かぬかも

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吾屋前尒 開有秋芽子 常有者 吾待人尒 令見猨物呼
我がやどに 咲ける秋萩 常ならば 吾が待つ人に 見せましものを



by mteisi | 2018-11-15 07:45 | 萬葉集
萬葉集1210
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我屋前之 芽子之若末長 秋風之 吹南時尒 將開跡思手
我がやどの 萩の末長し 秋風の 吹きなむ時に 咲かむと思ひて

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人皆者 芽子乎秋云 縦吾等者 乎花之末乎 秋跡者將言
人皆は 萩を秋と云う よし吾は 尾花が末を 秋とは言はむ

by mteisi | 2018-11-14 07:42 | 萬葉集
萬葉集1209
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春去者 霞隠 不所見有師 秋芽子咲 折而將插頭
春されば 霞隠りて 見えざりし 秋萩咲きぬ 折りてかざさむ

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秋風者 急々吹來 芽子花 落巻惜三 競立見
秋風は とくとく吹き來 萩の花 散らまく惜しみ 競ひ立つ見む



by mteisi | 2018-11-13 07:21 | 萬葉集
萬葉集1208
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紗■(各頁)田乃 野邊乃秋芽子 時有者 今盛有 折而將插頭
紗額田乃 野邊の秋萩 時なれば 今盛りなり 折りてかざさむ

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事更尒 衣者不揩 佳人部爲 咲野之芽子尒 丹穂日而將居
殊更に 衣は摺らじ 女郎花 佐紀野の萩に にほひて居らむ





by mteisi | 2018-11-12 08:06 | 萬葉集
萬葉集1207
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秋風 冷成奴 馬並而 去來於野行奈 芽子花見尒
秋風は 涼しくなりぬ 馬並めて いざ野に行かな 萩の花見に

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朝杲 朝露負 咲雖云 暮陰社 咲益家礼
朝顔は 朝露負ひて 咲くといへど 夕かげにこそ 咲きまさりけれ



by mteisi | 2018-11-11 07:46 | 萬葉集
萬葉集1206
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吾衣 揩有者不在 高松之 野邊行之者 芽子之揩類曾
吾が衣 摺れるにはあらず 高松の 野邊行きしかば 萩の摺れるぞ

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此暮 秋風吹奴 白露尒 荒争芽子之 明日將咲見
此の夕 秋風吹きぬ 白露に 争ふ萩の 明日咲かむ見む



by mteisi | 2018-11-10 07:31 | 萬葉集
萬葉集1205
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白露乃 置巻惜 秋芽子乎 折耳折而 置哉枯
白露の 置かまく惜しみ 秋萩を 折りのみ折りて 置きや枯らさむ

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秋田茢 借廬之宿 丹穂經及 咲有秋芽子 雖見不飽香聞
秋田刈る 假廬の宿 にほふまで 咲ける秋萩 見れど飽かぬかも



by mteisi | 2018-11-09 07:42 | 萬葉集