カテゴリ:萬葉集( 1493 )
萬葉集1502
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云々 物者不念 朝露之 吾身一者 君之隨意
かにかくに 物は思はじ 朝露の 吾が身一つは 君がまにまに

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夕凝 霜置來 朝戸出 甚踐而 人尒所知名
夕凝の 霜置きにけり 朝戸出に いたくし踐みて 人に知らゆな

by mteisi | 2019-09-21 07:23 | 萬葉集
萬葉集1501
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朝露之 消安吾身 雖老 又若反 君乎思將待
朝露の 消易き吾が身 老いぬとも またをちかへり 君をし待たむ

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白細布乃 吾袖尒 露者置 妹者不相 猶豫四手
白たへの 吾がころもでに 露は置けど 妹は逢はさず たゆたひにして

by mteisi | 2019-09-20 07:43 | 萬葉集
萬葉集1500
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櫻麻乃 苧原之下草 露有者 令明而射去 母者誰知
櫻麻の 苧生の下草 露しあれば 明かしい行け 母は知るとも

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待不得而 内者不入 白細布之 吾袖尒 露者置奴鞆
待ちかねて 内へは入らじ 白たへの 吾がころもでに 露は置きぬとも

by mteisi | 2019-09-19 07:14 | 萬葉集
萬葉集1499
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妹門 去過不勝都 久方乃 雨毛零奴可 其乎ヨシニ將爲
妹が門 行き過ぎかねつ ひさかたの 雨も零らぬか 其を因にせむ

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夜占問 吾袖尒置 白露乎 於公令視跡 取者消管
夕占問ふ 吾が袖に置く 白露を 君に見せむと 取れば消につゝ


by mteisi | 2019-09-18 07:58 | 萬葉集
萬葉集1498
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彼方之 赤土少屋尒 ■(雨月永)■(雨氵木)零 床共所沾 於身副吾我妹
彼方の 埴生の小屋に 小雨零り 床さへ濡れぬ 身にそへ我妹

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笠無登 人尒者言手 雨乍見 留之君我 容儀志所念
笠無しと 人には云ひて 雨つゝみ 留りし君が 姿し思ほゆ

by mteisi | 2019-09-17 07:36 | 萬葉集
萬葉集1497
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吾背子之 使乎待跡 笠毛不著 出乍其見之 雨落久尒
吾が背子が 使を待つと 笠も着ず 出でつゝぞ見し 雨の零らくに

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辛衣 君尒内著 欲見 戀其晩師之 雨零日乎
韓衣 君に打ち着せ 見まくほり 戀ひぞ暮らしし 雨の零る日を

by mteisi | 2019-09-16 07:29 | 萬葉集
萬葉集1496
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窓超尒 月臨照而 足檜乃 下風吹夜者 公乎之其念
窓越しに 月おり照りて あしひきの 嵐吹く夜は 君をしぞ思ふ

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河千鳥 住澤上尒 立霧之 市白兼名 相言始而者 
河千鳥 住む澤に上に 立つ霧の いちしろけなむ 相言ひそめてば

by mteisi | 2019-09-15 07:13 | 萬葉集
萬葉集1495
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佐保乃内從 下風之 吹礼婆 還者胡粉 歎夜衣大寸
佐保のうちゆ 嵐の風の 吹きぬれば 歸ちは知らに 歎く夜ぞ多き

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級寸八師 不吹風故 玉グシ 開而左宿之 吾其囘寸
はしきやし 吹かぬ風故 玉匣 開きてさ宿し 吾ぞ悔しき

by mteisi | 2019-09-14 07:53 | 萬葉集
萬葉集1494
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君之服 三笠之山尒 居雲乃 立者繼流 戀爲鴨
君が着る 三笠の山に 居る雲の 立てば繼がるる 戀もするかも

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久堅之 天飛雲尒 在而然 君相見 落日莫死
ひさかたの 天飛ぶ雲に ありてしか 君を相見む おつる日無しに

by mteisi | 2019-09-13 07:34 | 萬葉集
萬葉集1493
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烏玉乃 夜渡月之 湯移去者 更哉妹尒 吾戀將居
ぬばたまの 夜渡る月の ゆつりなば 更にや妹に 吾が戀ひ居らむ

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朽網山 夕居雲 薄徃者 余者將戀名 公之目乎欲
朽網山 夕居る雲の 薄れ行かば 余は戀ひむな 君が目を欲り

by mteisi | 2019-09-12 07:19 | 萬葉集