カテゴリ:詩経( 250 )
詩経253
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既破我斧 又缺我■(金求)  既に我が斧を破り 又我がキュウを缺く
周公東征 四國昰遒     周公東征して 四國を是れカす
哀我人斯 亦孔之休     我が人を哀れむ 亦孔だ是れ休し
斧も破れ 錡も欠けた  
周公は東を征して 四国が治まった
われら人民を憐れみ その徳はすぐれて美しい

by mteisi | 2018-04-20 08:10 | 詩経
詩経252
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破斧
既破我斧 又缺我錡      既に我が斧を破り 又我が錡を缺く
周公東征 四國昰■(口化カ)  周公東征して 四國を是れカす
哀我人斯 亦孔之嘉      我が人を哀れむ 亦孔だ是れ嘉し
斧も破れ 錡も欠けた  
周公は東を征して 四国を化し
われら人民を憐れみ その徳はすぐれて善い


by mteisi | 2018-04-19 08:07 | 詩経
詩経251
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破斧
既破我斧 又缺我■(爿斤ショウ)  既に我が斧を破り 又我がショウを缺く
周公東征 四國昰皇        周公東征して 四國を是れ皇す
哀我人斯 亦孔之將        我が人を哀れむ 亦孔だ之將なり
斧も破れ ショウも欠けた 
周公は東を征して 四国を正され
われら人民を憐れみ 限り無きめぐみを施された

by mteisi | 2018-04-18 07:14 | 詩経
詩経250
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我徂東山 慆慆不歸     我 東山に徂き 慆慆として歸らず
我來自東 零雨其濛     我 東より來れば 零雨其れ濛たり
倉庚于飛 熠燿其羽     倉庚 于に飛び 熠燿たる其の羽
子之于歸 皇駁其馬     之の子 于に歸ぐ 皇駁たつ其の馬
親結其■(糸离) 九十其儀  親 其のリを結んで 其の儀を九十にす
其新孔嘉 其𦾔如之何    其の親は孔だ嘉し 其の𦾔は之を如何
われ東山に往くいてより いつしか月日が過ぎて久しく帰らぬ
やっと東から凱旋するとき 雨はしとど降りしきり濛々そ煙る雨の中
倉庚は飛び かがやく其の羽
嫁ぎゆく娘は 栗毛の馬に黄毛の馬に
親は手ずからひもを結び 婚礼の儀式のはなや
新婚の楽しさは言わずもがな 久しい妻の喜びは

by mteisi | 2018-04-17 08:15 | 詩経
詩経249
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我徂東山 慆慆不歸  我 東山に徂き 慆慆として歸らず
我來自東 零雨其濛  我 東より來れば 零雨其れ濛たり
鸛鳴于垤 婦歎于室  鸛は垤に鳴き 婦は室に嘆く
酒埽穹窒 我征聿至  酒埽穹窒す 我征いて聿に至る
有敦瓜苦 蒸在栗薪  敦たる瓜の苦き有り 蒸しく栗薪に在り
自我不見 于今三年  我見ざりし自り 今三年
われ東山に往くいてより いつしか月日が過ぎて久しく帰らぬ
やっと東から凱旋するとき 雨はしとど降りしきり濛々そ煙る雨の中
鸛は垤に鳴き 婦は室に嘆いているのであろう
室を掃除し隙間をふさぎ 今こそわれは帰還した
ぽっかりと苦瓜が 栗の木にぶらさがる
こんな様を見ないのも 三年の久しいことであった

by mteisi | 2018-04-16 07:34 | 詩経
詩経248
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我徂東山 慆慆不歸  我 東山に徂き 慆慆として歸らず
我來自東 零雨其濛  我 東より來れば 零雨其れ濛たり
果羸之實 亦施于宇  果羸羸の實 亦宇に施く
伊威在室 蠨蛸在戸  伊威室に在り 蠨蛸戸に在り
町畽鹿場 熠燿宵行  町畽は鹿場 熠燿宵行く
不可畏也 伊可懷也  畏る可からざるなり 伊れ懷ふ可きなり
われ東山に往くいてより いつしか月日が過ぎて久しく帰らぬ
やっと東から凱旋するとき 雨はしとど降りしきり濛々そ煙る雨の中
果嬴の実は 宇に這い延びて 
伊威は家の中に這い 蠨蛸は戸口に巢を張り
畑のあぜは鹿の遊び場となり 燐火が夜にきらめく郷里のさま
こわがる所ではない なつかしい故郷よ




by mteisi | 2018-04-15 07:47 | 詩経
詩経247
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東山
我徂東山 慆慆不歸  我 東山に徂き 慆慆として歸らず
我來自東 零雨其濛  我 東より來れば 零雨其れ濛たり
我東曰歸 我心西悲  我 東より歸らんと曰へば 我が心は西に悲しむ
制彼裳衣 勿士行枚  彼の裳衣を制して 行枚を士とする勿けん
蜎蜎者蠋 烝在桑野  蜎蜎たる者は蠋 烝しく桑野に在り
敦彼獨宿 亦在車下  敦たる彼の獨宿 亦車下に在り
われ東山に往くいてより いつしか月日が過ぎて久しく帰らぬ
やっと東から凱旋するとき 雨はしとど降りしきり濛々そ煙る雨の中
東にいたときは帰りたいと思い 西の方故鄕を思うて悲しんだ
今や平和の衣服をつくって もう枚をふくむようなことはあるまい
うごめく蠋が 桑の原にうごめくように
独り寢の男も 戰車の下で夜を過ごしていたが

by mteisi | 2018-04-14 07:35 | 詩経
詩経246
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予羽譙譙 予尾翛翛         予が羽 譙譙たり 予が尾 翛翛たり
予室𧄍𧄍              予が室 𧄍𧄍たり
風雨所漂搖 予維音■(口堯)ギョウ  風雨に漂搖せられ 予維れ音ギョウギョウたり
わが羽はやぶれ わが尾はそがれ
わが巢は危うく
風や雨にゆりう搖かされ 啼き叫ぶ声はけたたましく 

by mteisi | 2018-04-13 07:26 | 詩経
詩経245
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予手拮据 予所將荼  予が手 拮据す 予が將つ所は荼
予所畜租 予口卒瘏  予が畜する所は租 予が口卒く瘏めり
曰予未有室家     曰く 予未だ室家有らず
わが手はかがまり 葺の穂を取り
食餌をたくわえ わが口は疲れてしまった
それはしっかりした巢がまだないからである

by mteisi | 2018-04-12 07:28 | 詩経
詩経244
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迨天之未陰雨     天の未だ陰雨せざるに迨んで
徹彼桑土 綢繆牖戸  彼の桑土を徹りて 牖戸を綢繆
今女下民 或敢侮予  今女下民 敢えて予を侮ること或らん
空のまだ陰って雨の降らない前に
桑の根を取って 巢のまどや戸をつくろったおくので
下におる人々よ わたしを侮るまいぞよ

by mteisi | 2018-04-11 07:33 | 詩経