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萬葉集316
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相聞

難波天皇妹奉上在山跡皇兄御歌一首
一日社 一母待𠮷 長氣乎 如此所待者 有夫得勝
一日こそ 人も待ちよき 長き日を かく待たゆれば ありかつましじ

澤瀉久孝著「万葉集注釈」4より
by mteisi | 2016-05-24 07:33 | 萬葉集
荘子258
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八之二
夫堯既已鯨汝以仁義、而劓汝以是非矣、汝將何以遊夫遙蕩恣雖轉徙之塗乎、意而子曰、雖然、吾願遊於其藩、

夫れ堯は既已に汝を鯨するに仁義を以てして、汝を劓するに是非を以てせり。汝は將た何を以て夫の遙蕩恣雖轉徙の塗(みち)に遊ばんやと。意而子曰わく、然りと雖、吾れ願わくは其の藩(ほとり)に遊ばんと。

そもそも堯がもはやお前の身に仁義の徳で入れ墨をいれ、善し悪しの判断で鼻そぎの刑にしてしまった。お前はまた、あの自由奔放で変転してやまない道の世界でどうして遊べようか。[お前にはもはやその資格はない。]意而子は答えた、「そうかもしれませんが、わたしはその[世界の中まで入れなくても、]入り口あたりででも遊びたいと思います。」
by mteisi | 2016-05-24 07:25 | 荘子
朝歌5月23日
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まんまるのおおきなつきがしらくもに

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円月幽現白霞雲容
by mteisi | 2016-05-23 07:00 | 朝歌
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フン やく・たく
会意
林と火からなる。
by mteisi | 2016-05-23 06:57 | 語源で遊ぶ
萬葉集315
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反歌
打背見乃 世之事尒在者 外尒見之 山矣耶今者 ■(口の中にコ)香跡思波牟
うつせみの 世の事にあれば 外に見し 山をや今は よすがと思はむ
朝鳥之 啼耳鳴六 吾妹子尒 今亦更 逢■(口の中にコ)矣無
朝鳥の ねのみし泣かむ 吾妹子に 今また更に 逢ふよしを無み
 右三首七月廿日高橋朝臣作歌也。 名字未審。 但云奉膳男子焉。

澤瀉久孝著「万葉集注釈」3より
by mteisi | 2016-05-23 06:54 | 萬葉集
荘子257
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八之一
意而子見許由、許由曰、堯何以資汝、意而子曰、堯謂我、汝必躬服仁義、而明言是非、許由曰、而奚来為軹、

意而子、許由に見ゆ。許由曰わく、堯は何を以て汝に資せるとや。意而子曰く、堯は我に謂えり。汝は必ず躬ら仁義を服ないて、明らかに是非を言えと。許由曰わく、而奚んぞ来たるを為すや。

意而子が許由に面会したとき、許由はたずねた。「堯はお前に何を教えてくれたのか。」意而子は答えた、「堯はわたしに、お前は必ず自分の身に仁義の特を実践して、善し悪しの判断をはっきり言えと、申しました。」許由はいった、「お前はどうしてわざわざやって来たのかねぇ。
by mteisi | 2016-05-23 06:44 | 荘子
朝歌5月22日
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あさのけのくものさやけにすがしけり

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気旦白雲起心清妙
by mteisi | 2016-05-22 08:07 | 朝歌
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ホウはらむ・つつむ・いれる
象形
人の腹の中に子のある形。
by mteisi | 2016-05-22 08:04 | 語源で遊ぶ
萬葉集314
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白𣑥之 袖指可倍弖 靡寐 吾黑髪乃 眞白髪尒 成極 新世尒 共將有跡 玉緒乃 不絶射妹跡 結而石 事者不果 思有之 心者不遂 白妙之 手本矣別 丹杵火尒之 家從裳出而 綠兒乃 哭乎毛置而 朝霧 髪髴爲乍 山代乃 相樂山乃 山際 徃過奴礼婆 將云爲便 將爲便不知 吾妹子跡 左宿之妻屋尒 朝庭 出立偲 夕尒波 入居嘆會 腋挟 兒乃泣毎 雄自毛能 負見抱見 朝鳥之 啼耳哭管 雖戀 効矣無跡 辭不問 物尒波在跡 吾妹子之 入尒之山乎 ■(口の中にコ)鹿跡叙念
白たへの 袖さしかへて 靡きねし 吾が黑髪の ま白髪に 成りなむきはみ 新世に 共に在らむと 玉の緒の 絶えじい妹と 結びてし 言は果さず 思へりし 心は遂げず 白たへの たもとを別れ にきびにし 家ゆも出でて みどり兒の 泣くをもおきて 朝霧の おほになりつつ 山城の 相樂山の 山のまに ゆき過ぎぬれば 云はむすべ せむすべ知らに 吾妹子と さ寝し妻屋に 朝には 出で立ち偲び 夕べには 入り居歎かひ 腋ばさむ 子の泣く毎に 男じもの 負ひみ抱きみ 朝鳥の ねのみ泣きつつ 戀ふれども 効を無みと 言問はぬ ものにはあれど 吾妹子が 入りにし山を よすがとぞ思ふ 

澤瀉久孝著「万葉集注釈」3より
by mteisi | 2016-05-22 08:01 | 萬葉集
荘子256
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七之五
且汝夢爲鳥而厲乎天、夢爲魚而没於淵、不識、今之言者其覺者乎、其夢者乎、造適不及笑、獻笑不及排、安排而去化、乃人於寥天一、

且つ汝は、夢に鳥と為りて天に厲(いた)り、夢に魚と為りて淵に没す。識らず、今の言う者は、且れ覚めたるものか、且れ夢みる者か。適つみ)を造(つ)ぐるは笑いに及ばず、笑いを献(たの)しむは排に及ばず。排に安んじて化を去れば、乃ち寥たる天一に入ると。

それに、お前は夢の中で鳥となって空を飛んだり、夢の中で魚となって空をとんだり、夢の中魚となって淵に潜ったりするだろう。[しかてみると、]今ここで話をしていることも、目ざめているのか、それとも夢をみているのか、どちらともわからない。[分別を立てて。]欠点をあばきたてる笑って[包容して]いるのに及ばず、笑いを楽しんでいるものはものごとの推移のままにまかせているのには及ばない。推移のまま安んじて変化のことを忘れ去ってしまったなら、そこで静かな天一(―すなわち自然の絶対)のせ立場にはっているのだ。
by mteisi | 2016-05-22 07:27 | 荘子