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萬葉集840
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吾勢子尒 令見常念之 梅花 其十方不所見 雪乃零有者

吾が背子に 見せむと思ひし 梅の花 それとも見えず 雪の零れれば

從明日者 春菜將採跡 標之野尒 昨日毛今日母 雪波布利管

明日よりは 春菜摘まむと 標めし野に 昨日も今日も 雪はふりつつ


澤瀉久孝著「万葉集注釈」8より


by mteisi | 2017-11-03 07:27 | 萬葉集
詩経89
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蝃蝀

蝃蝀在東 莫之敢指     蝃蝀東に在り 之を敢えて指す莫し

女子有行 遠父母兄弟    女子行有り 父母兄弟に遠ざかる

朝■(阝齊)于西 崇朝其雨  朝にセイすれば 崇朝其れ雨ふる

女子有行 遠父母兄弟    女子行有り 父母兄弟に遠ざかる

乃如之人也 懷昏姻也    乃ち之のことき人は 昏姻を懷ふなり

大無信也 不知命矣     大いに信無きなり 命を知らざるなり

虹が東にかかれば 誰も指さして見るものはない

女子はいずれかは嫁に行って 親もとを離れようものを

朝がたに虹が西に出れば 朝の間は雨が止まぬ

女子はいずれかは嫁に行って 親もとを離れようものを

この娘のような人は 男欲しさに結婚を思うのだ

婦道の信はない 女の天分をわきまえぬ者だ


by mteisi | 2017-11-03 07:25 | 詩経
朝歌11月2日
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うすもやをすかすがごとのてんくうの

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紗靄透過天空清虛

by mteisi | 2017-11-02 07:47 | 朝歌
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メン おもて・つら・むかう

象形

ひら面の形。



by mteisi | 2017-11-02 07:45 | 語源で遊ぶ
萬葉集839
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山辺宿祢赤人歌四首

春野尒 湏美礼採尒等 來師吾曾 野乎奈都可之美 一夜宿二來

春の野に 菫摘みにと 來し吾ぞ 野をなつかしみ 一夜宿にける

足比奇乃 山櫻花 日並而 如是開有者 甚戀目夜裳

あしひきの 山櫻花 日並べて かく咲きたらば いたく戀ひめやも 


澤瀉久孝著「万葉集注釈」8より


by mteisi | 2017-11-02 07:44 | 萬葉集
詩経88
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靈雨其零 命彼■(亻官)人  靈雨其れ零つ 彼のカン人に命じ

星言夙駕 説于桑田     星みて言に夙に駕し 桑田に説らん

匪直也人 秉心塞淵     直に人なるのみにあらず 心を秉ること塞淵

■(馬來)牝三千       ライ牝三千あり

ねでたい春雨が降って来た 車がかりの役人に命じて

雨があがって星が見えだしたら朝早く車につけて 桑田に舍って農夫を励まそう

こんなに国造りにはげむこの君は誠にただならぬ人である 心を執り守ることが深くて篤いりっぱな方

それでこそ国は富んで 今はりっぱな牡馬牝馬が三千頭にもなっている


by mteisi | 2017-11-02 07:42 | 詩経
朝歌11月1日
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しずけさのかそけくもみせそらやさし
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和空静寂雲微細笑

by mteisi | 2017-11-01 07:53 | 朝歌
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オウ うたう・はく

会意

旧字は歐に作り、

區と欠からなる。

區は秘匿した聖所に祝禱の器である口・サイを多く列して、

これに対して謳吟して祈る形であり、

うなるような声をいう。

「説文」でいう欧吐ではなく、祈る声である。


by mteisi | 2017-11-01 07:50
萬葉集838
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打靡 春來良之 山際 遠木末乃 開徃見者

打靡く 春來るらし 山の際の 遠き木末の 咲きゆく見れば

中納言阿部廣庭卿一首

去年春 伊許自而殖之 吾屋外之 若樹梅者 花咲尒家里

去年の春 いこじて植ゑし 吾がやどの 若木の梅は 花咲きにけり


澤瀉久孝著「万葉集注釈」8より


by mteisi | 2017-11-01 07:49 | 萬葉集
詩経87
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升彼虚矣 以望楚丘矣  彼の虚に升りて 以て楚丘を望む

望楚與堂 景山與京   楚と堂と 景山と京とを望む

降觀于桑        降りて桑を觀る

卜云其吉 終然允臧   卜に云う其れ吉なりと 終に然く允に臧し

あの漕邑の城趾に升って 楚丘のかたを望んで見た

楚丘と堂邑とを 桑畑のようすもながめた

卜って見たら吉と出た まことに行く末芽出たしと思われる



by mteisi | 2017-11-01 07:48 | 詩経