人気ブログランキング | 話題のタグを見る
孔子151
孔子151_c0169176_7363842.jpg

論語巻第六
先進第十一

子曰、先進於禮樂野人也、後進於禮樂君子也、如用之、則吾從先進、
子の曰わく、先進の禮樂に於けるや、野人なり。後進の禮樂に於けるや、君子なり。如しこれを用うれば、則ち吾れは先進に從わん。
先生がいわれた「先輩は儀礼や礼楽についてはいなか者である。後輩は儀礼や雅楽については君子である。だが、もしそれを行うことになれば、わたしは先輩の方に従おう。[質朴な先輩の方が、かえって礼楽の本質を得ているから。]」


子曰、從我於陳蔡者、皆不及門者也、
子の曰わく、我れに陳・蔡に從う者は、皆な門に及ばざるなり。
先生がいわれた、「陳や蔡にわたくしについていったものは、もうすっかり門下にはいなくなったね。」
# by mteisi | 2017-01-06 07:49 | 孔子
朝歌1月5日
朝歌1月5日_c0169176_828345.jpg

am7:30

朝歌1月5日_c0169176_8285091.jpg

かすむやまやわらぎほのかくもなみす

朝歌1月5日_c0169176_8293332.jpg

不見山並柔和雲波
# by mteisi | 2017-01-05 08:30 | 朝歌
升_c0169176_8262376.jpg

ショウ ます・のぼる・みのる
象形
穀量をはかる器の形。
# by mteisi | 2017-01-05 08:27 | 語源で遊ぶ
萬葉集539
萬葉集539_c0169176_8251048.jpg

宇知比佐受 宮敝能保留等 多羅知斯夜 波々何手波奈例 常斯良奴 國乃意久迦袁 百重山 越弖湏疑由伎 伊都斯可母 京師乎美武等 意母比都々 迦多良比袁礼騰 意乃何身志 伊多波斯計礼婆 玉桙乃 道乃久麻尾尒 久佐太袁利 志婆刀利志伎提 等許自母能 宇知許伊布志提 意母比都々 奈宜伎布勢良久 國尒阿良婆 母刀利美麻志 世間波 迦久乃尾奈良志 伊奴時母能 道尒布斯弖夜 伊能知周疑南
うちひさす 宮へ上ると たらちしや 母が手離れ 常知らぬ 國の奥處を 百重山 越えて過ぎ行き 何時しかも 都を見むと 思ひつゝ 語らひ居れど 己が見し いたはしければ 玉桙の 道の隈回に 草手折り 柴取り敷きて 床じもの 打臥い伏して 思ひつゝ 歎き伏せらく 國にあらば 父とりみまし 世の中は かくのみならし 世の中は かくのみならし 犬じもの 道に伏してや 命過ぎなむ
# by mteisi | 2017-01-05 08:25 | 萬葉集
孔子150
孔子150_c0169176_832115.jpg

廿二
升車、必正立執綏、車中不内顧、不疾言、不親指、
車に升りては、必らず正しく立ちて綏を執る。車の中にして内顧せず、疾言せず、親指せず。
車に乗られるときには、必らず直立してすがり綱をにぎられた。車の中ではうしろをふりむかず、大声のおしゃべりをせず、直接に指さされなかった。

廿三
色斯舉疾、翔而後集、曰、山梁雌雉、時哉、時哉、子路共之、三嗅而作、
色みて斯に舉り、翔りて而して後に集まる。曰わく、山梁の雌雉、時なるかな、時なるかな。子路これを共す。三たび嗅ぎて作す。
驚いてぱっと飛び立ち、飛びまわってからはじめてとまる。[先生はそれをみられると]いわれた、「山の橋べのめす雉も、時節にかなっているよ、時節に。」(人の出処進退と考えあわせて鳥の動きに意味を認められたのだが、)子路は[時節の食べもののことと誤解して]それを食膳ににすすめた。[先生は]三度においをかがれると席を立たれた。
# by mteisi | 2017-01-05 08:24 | 孔子