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萬葉集819
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寄雨

甚多毛 不零雨故 庭立水 太莫逝 人之應知

甚だも 零らぬ雨故 にはたづみ いたくな行きそ 人の知るべく

久堅之 雨尒波不著乎 恠毛 吾袖者 干時無香

ひさかたの 雨には着ぬを あやしくも 吾がころもでは 干る時無きか


澤瀉久孝著「万葉集注釈」7より



# by mteisi | 2017-10-13 08:32 | 萬葉集
詩経68
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王事敦我 政事一埤遺我  王事我に敦つ 政事一に我れ埤遺す

我入自外 室人交徧催我  我れ外より入れば 室人交も徧く我れ催む

已焉哉 天實爲之   已んぬる哉 天實に之を爲す

謂之何哉  之を何とか謂はんや  

君がための仕事はわが身にかぶせられ 国内の政治の事もみなわが身に与えられる

外から帰って家に入れば 家族の物たちはこもごもわたしをさいなむ

なんとしようもないこと 天のなすところだ

なんと言うすべもない


# by mteisi | 2017-10-13 08:11 | 詩経
朝歌10月12日
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am7:18

朝歌10月12日_c0169176_750770.jpg

てんたかくくもくもくもくあおいそら

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高天雲雲雲雲青天
# by mteisi | 2017-10-12 07:52 | 朝歌
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ウン くも
形声
声符は云。
云は雲の初文。
のち雨を加えてあめとなった。
云は雲気の流れる下に、
雲中の竜が尾をうちに捲いている形で、
雲の中に竜がいると考えられていた。
# by mteisi | 2017-10-12 07:49 | 語源で遊ぶ
萬葉集818
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寄雲
石倉之 小野從秋津尒 發渡 雲西裳在哉 時乎思將待
石倉の 小野ゆ秋津に 立ち渡る 雲にしあれや 時をし待たむ
寄雷
天雲 近光而 響神之 見者恐 不見者悲毛
天雲の 近く光りて 鳴る神の 見ればかしこし 見ねば悲しも

澤瀉久孝著「万葉集注釈」7より
# by mteisi | 2017-10-12 07:41 | 萬葉集