古今和歌集367
c0169176_6192367.jpg
am6:12☆
青い空が柔らかい。

c0169176_6193059.jpg


限りなき雲ゐのよそにわかるとも
人を心におくらさむやは

限りもなく遠い雲居のかなたまで旅だち別れようとも、
あなたのことを私は心の中でとり残しておくことがあろうか
(体は遠く離れようとも心はけっして離れない)。
# by mteisi | 2011-06-06 06:26 | 古今和歌集
花取り
c0169176_2361853.jpg
苗が出てきた。

明日がアクロスでの「街の一隅」の飾り付け。
茶室や花入れの準備も気がすむところまでやれた。
午前の教室が終わって、卵入り辛ラーメンで気合いを入れて、
風山叢に花取りに、
といっても花はなし、スズランみたいな花と空木と、山イチジク、
実をつけた桑の枝や姿の美しい枝などをとってきた。

苗代は写真のとおりぼちぼち芽が出てきた。
水量は表面が出ているくらい。
冷やすよりこれくらいがいいのではないかと思っている。

準備は万端さあどんな会場になるか、明日が楽しみ。
# by mteisi | 2011-06-05 23:25 | 展覧会
古今和歌集366
c0169176_692381.jpg
am6:02☆
やや青っぽい白いグレー。

c0169176_693246.jpg


 よみ人しらず

すがるなく秋のはぎはらあさたちて
旅行く人をいつとかまたむ

じが蜂が鳴き、秋萩の咲いている野原を朝早く出発して旅立って行く人を、
いつ帰ると知り、心をなぐさめて待とうか(容易に待つことはできない)。
# by mteisi | 2011-06-05 06:16 | 古今和歌集
古今和歌集365
c0169176_6394842.jpg
am6:33☆
うっすらと青い空が。

c0169176_6395736.jpg


題しらず
 在原行平朝臣

立ちわかれいなばの山の峰におふる
松としきかば今かへりこむ

私はいま別れて因幡へ行くが、
その因幡の山の峰に生えている「松」という言葉のように、
あなたが私の帰りを「待つ」と聞いたならば、
すぐに帰ってこよう。
# by mteisi | 2011-06-04 06:47 | 古今和歌集
古今和歌集364
c0169176_784461.jpg
am7:00☆
しろっぽい空。

c0169176_785368.jpg


春宮(とうぐう)のむまれたまへりける時によゐりてよめる
 典侍(ないしのすけ)藤原よるかの朝臣

峰たかきかすが山にいづる日は
くもる時なくてらすべらなり

皇太子(保明親王)のお生まれなされたときに参上してよんだ歌。

そびえ立っている春日山からさしのぼる太陽は、
雲のかかるときもなく、いつも天の下を照らすであろう。
# by mteisi | 2011-06-03 07:17 | 古今和歌集
古今和歌集363
c0169176_6434198.jpg
am6:02☆
白い雲の中にふわりと鼠の雲。

c0169176_6434718.jpg




白雪のふりしく時はみよしのの
山した風に花ぞちりける

前掲の屏風歌のうちの冬の歌。

白雪がはげしく降りしきるときは、
吉野山から吹きおろす風で、
雪が花となって散っていることよ。
# by mteisi | 2011-06-02 06:48 | 古今和歌集
古今和歌集362
c0169176_6171297.jpg
am6:10☆
ぼんやり青い空がのぞいている。

c0169176_6171894.jpg


秋くれど色もかはらぬときは山
よそのもみぢを風ぞかしける

木々の葉が色づくべき秋がきたけれど、
まったく色もかわらないはずのときわ山は、
他の山の紅葉を風がはこんできて貸してくれているよ。
# by mteisi | 2011-06-01 06:22 | 古今和歌集
古今和歌集361
c0169176_6173228.jpg
am6:07☆
ぼんやりとしたグレーの塊。

c0169176_61809.jpg


千鳥なくさほの河ぎりたちぬらし
山のこのはも色まさりゆく

千鳥が鳴いている佐保川あたりの川霧は、
今ごろ立ちこめていることであろう。
佐保山の木々の紅葉も色がこくなってゆくによれば。
# by mteisi | 2011-05-31 06:22 | 古今和歌集
古今和歌集360
c0169176_7131217.jpg
am7:05☆
ふんわりとした白い雲。

c0169176_7133839.jpg




住の江の松を秋風吹くからに
こゑうちそふるおきつ白浪

前掲の屏風歌のうちの秋の歌。

住吉の岸の松を秋風が吹くにつれて、
沖の白波も音をよせて合奏していることよ。
# by mteisi | 2011-05-30 07:19 | 古今和歌集
古今和歌集359
c0169176_6111176.jpg
am6:02☆
今日も白い壁のような空。

c0169176_6111721.jpg




めづらしきこゑならなくに郭公(ほととぎす)
ここらの年をあかずもあるかな

前掲の屏風歌のうちの夏の歌。

毎年同じように聞くので、格別に珍しいというべき声ではないのに、
ほととぎすの鳴き声は、多年にわたって聞いても聞き飽きないことよ。
# by mteisi | 2011-05-29 06:17 | 古今和歌集